津波真澄さん(51歳)
走歴:24年
フルマラソンベスト:2時間59分30秒
走り始めたきっかけ
学生時代は短距離の陸上選手でした。
社会人になり、台湾へ転勤後、日常の喧騒から逃れるために、週末に山を走るランニングに入り、自然の中を走る楽しさを知りました。
もう20年以上前のことになりますので、台湾では今の日本のようにトレイルランニングが人気になる前から、多くの人が山を走っていたのですね。
長い時には2時間以上も山を走ることもあり、時に決められた重さの荷物を背負うことが条件の30キロのトレイルランニング大会にも出場するなど、長距離ランの楽しさを知り、周囲の勧めもあり、フルマラソン挑戦に至りました。
朝ランで1日を有効活用
現在は残念ながら故障続きで思うように練習が積めない日々ですが、もう一度サブスリーできる走力まで戻したいと思っています。
オフシーズンの主な練習は朝ラン。朝走ることで、1日を有効に過ごすことができます。夕方時間がある時には、再度走り出すことも。
シーズン中は朝ランに加え、平日2回程度夕方も走り、ヒルトレーニングや少しペースを上げた練習をします。ロングは週末が中心です。
ランニングコースは何種類か作っており、その日の気分でどのコースを走るか決めます。
那覇に住んでいると大好きなトレイルランがなかなかできないのですが、その代わりに美しい海を目指すコースや史跡を巡るコースなどで楽しみながら走っています。
練習する時間帯は、なるべく家庭の食事時間を変えることのないように配慮していますが、夕方ランや週末のロングランでは、主人とスケジュールが合えば一緒に走ることもあります。そうすれば、食事時間がずれる良い理由ができますので(笑)。
食事もトレーニングの一環
コンディションを保つためにも、食事をはじめ、口にするものには注意を払っています。
日々、効果的な練習を積み重ねて行くには、練習内容の吟味や睡眠ももちろん大切ですが、それと同じくらい、いえ、それ以上に大切だとも言えるのが食事です。食事もトレーニングの一環だと捉えています。
ここで、ちょっとしたアドバイスです!
バランスのとれた食事ができるよう、食卓はできるだけカラフルにしましょう。そうすると自ずとバランスのとれた食事に近付きますよ。
もしくは、「まごわやさしい」の項目をカバーすること。毎食が理想的ですが、現実には難しいと思うので、1日を通してクリアできているか考えます。
- ま=豆類
- ご=ごまやナッツ類
- わ=ワカメなどの海藻類
- や=野菜
- さ=魚
- し=シイタケなどキノコ類
- い=芋類
タンパク質源は魚であったり肉であったり、卵であったりしてOK。大切なのは、バリエーションを持たせることです。いずれもタンパク質源ですが、アミノ酸組成がそれぞれ異なります。同じようなものばかりを食べていると、偏ったアミノ酸組成のタンパク質しか取り入れることができなくなります。
何事も「バランス」が大切です。
食事の話になると、延々と続くので、この辺にしておきますね(笑)
また機会があれば、さまざまなトピックでお話させていただきます。