山口哲郎さん(41歳)
2010年MRC入会
走歴:15年
フルマラソンベスト:2時間42分08秒
陸上経験のない私がマラソンを始めたきっかけは、異動先で昼休みに一緒に走らないかと声を掛けられたことです。
その後、一人で近所を走っていたときに、当時住んでいた地域のランニングクラブの方に声を掛けられ一緒に練習をするようになり、次第に大会に参加するようになりました。
練習の成果が記録として表れ、10kmやハーフマラソンのタイムは更新していきましたが、ハーフマラソンまでの距離が得意? そこまでの実力? なのかサブスリーを達成するまで幾度も30kmの壁で撃沈しました。
フルマラソン6、7回目くらいで参加した「つくばマラソン」で初サブスリーを達成したときは嬉しさよりもやっと達成できたというホッとした気持ちが大きかったです。(初サブスリーが自己ベストタイムです。)
一人での練習でも、途中でスピードアップする区間を
走り始めた頃は、昼休みや帰宅後に練習。日曜日はランニングクラブで練習をしていました。
異動により昼休みの練習ができなくなったうえに、帰宅ランもできないため平日の練習開始時間が21時前後の日が多いので、多くて10km程度のジョグ中心の練習になります。
休日は妻と一緒に10~15km程度ゆっくり走ることが多いです。毎回ではありませんが身体が動くと感じたときに、ジョグの途中に1~2kmほど息が上がるまでペースを上げるポイントを入れて走ります。
これはレース本番ペースを身に着けるためです。皇居などたくさんのランナーがいる場所を走るときは一人では追い込めないので前のランナーを一人ずつ抜くことを目標にレースペースを意識した練習を取り入れています。
最近は月間距離200~250km程度とMRCメンバーと比較すると少ないほうです。
以前は、メンバーを真似て朝練を追加して距離を増やそうと思うこともありましたが、結局目覚まし時計を止めて二度寝するだけで朝練を意識することがストレスになるので、今では朝練は諦めて今の練習が自分にあっているとプラスに考えることにしています。
フルマラソン勝負レース3ヵ月前からは月間300kmを目標に練習をしています。
暑い時期はペースは気にせず、こまめに給水を取りながらしっかり距離を踏むことを意識しています。
目標は早く走るためよりも練習をこなすと少しだけ自信を持ってスタートに並ぶことができるためなので目標が達成できたからといって前半からオーバーペースで走ることはありません。(そのため自己ベストの更新ができていませんが。。。。)
無理をしない練習とお風呂でリフレッシュ
年間を通じて月間距離が多くないためか何日も練習ができないような大きな故障なく10年以上練習をしてきましたが、年齢とともに疲労が抜けにくくなってきているので無理をしない練習とシャワーではなくお風呂に入り足首を回しています。
雨や雪の日は、雨量に関係なく転倒や風邪をひくかもしれないと自分勝手な理由で練習を休む(サボる)私ですが、走れない日が数日続くと走りたくなります。
今後もあまり周囲の影響を受けずに自分に合った練習をして、ケガをしないよう練習を続けていきたいです。