山下高史さん(43歳)
2010年MRC入会
走歴:16年
フルマラソンベスト:2時間39分34秒
学生時代は陸上部でしたが、「やらされる」練習に楽しさは感じられず、卒業後は走ることよりも好きな野球に没頭していました。
今から12年前、妻に誘われ旅行を兼ねて参加したホノルルマラソン。元陸上部という自信もあり、ゲームばかりして練習もせずに臨んだフルマラソンは、妻と一緒に5時間51分。この結果が悔しくて、悔しくて練習して記録更新にチャレンジしました。
練習を積むことで、記録が更新するのが楽しくて、楽しくて走ることに夢中になりました・・・
失敗から学んだ、トレーニング継続のための2つのポイント
故障や失敗があったからこそ、ランニングに対する姿勢も変わりました。
今は月間200~400kmくらいの練習ですが、以前はその倍の距離を走っていました。
その結果走りすぎによる故障で治療に時間とお金を費やし、それでも走っていたので治るわけもなく、我慢してマラソン大会に参加していました。同じような経験を持つランナーは少なくないと思います。
・故障しないスタイル
ジョグを中心に、マイコースを設定して、その日のコンディションや調子の確認をしています。
週に何度かはポイント練習をしますが、オールアウトになるまで追い込まないようにします。
強度が高くなると故障のリスクが高くなるからです。
強度の高い練習をした日は、何かをしながら簡単にストレッチをするようにしています。
シューズは同じものを連日履かないように、2~3足で履きまわしています。
走るモチベーションが落ちてきたときは、新しいシューズを買って、気分を盛り上げるようにしています。
・毎日体重測定をする
食べ過ぎや飲みすぎが続くと、体重が増えてきます。
体重の数字を見ると運動しなきゃと思って走ろう!!とか、補強運動してカロリー消費しよう!!とか、思って体重が増えすぎないように意識しています。
フルマラソンを走るには体重が軽い方が、足にかかる負担も少ないので大事なポイントとしています。
マラソン大会に向けた心の支え
・2週間前から、睡眠時間を確保する
・1週間前から、お酒・カフェインを断ち、水を多めに採るようにしています。
この2つが私のルーティーンです。
最後に、1人で走る楽しみもありますが、誰かと走る機会を作ることから始めてみてはいかがでしょうか?
きっと楽しいランニングライフが広がると思います。
私は走ることでたくさんの人と知り合い、たくさんの楽しさを感じることが出来ました。
ランニングサークルや練習会を探して、参加してみると少しずつランニング観が変化してきます。