佐藤博行さん(57歳)
2010年MRC入会
走歴:12年
フルマラソンベスト:2時間56分53秒
私が本格的にフルマラソンを走り始めたのは12年前。
当時、体重78 kgウエスト91cmと、いたって普通の中年のおじさんでした。たまたま人気のシティマラソンに「当選」したことから、私の市民ランナー人生がスタートしました。
初マラソンは「歩かないで完走」を目標に、4時間39分で完走し、その後もコツコツ練習を継続し、3年後にはサブスリーを達成する事ができました。今でも毎日楽しくランニングを続けています。毎日楽しくランニングをいつまでも続けていくコツは。。。
ランニングをいつまでも続けていくコツ
- ランニングをする時間を決める
私は、仕事の関係上早朝にランニングをするようにしています。基本は早朝5時に起床し、着替えトイレを済ませ、ストレッチと筋トレを行ってからランニング開始します。夏場は陽が昇ると暑いので30分ほど起床を早めます。逆に冬場は少し明るくなってからスタートするようにしているので30分ほど遅くしています。以前、真っ暗なところで「タヌキ?」と遭遇し、滅茶苦茶ビックリしたからです(笑)。
私の場合、早朝ランですが、通勤ランであったり、昼休みラン、帰宅ラン、帰宅してからランニング練習といったそれぞれ自分自身にあった練習スタイルで良いと思います。時間を決めることによって、自然と身体がその時間になると「走る時間だよ」と覚えているような気がします。ランニングを始めた頃は、なんとか頭の中で走らない理由を考えながら起床していましたが、今では目覚まし時計が鳴る前に自然と身体が反応するようになりました。寝る前からも「走りたくて、走りたくて」翌日の朝が楽しみで眠りにつくことができています。
- 「走りたくて、走りたくて」の気持ちになるのは
では、どうしたら「走りたくて、走りたくて」の気持ちになるのでしょうか?私の場合、「ハァハァゼイゼイ」する辛い練習、苦しい練習はしません。インターバルトレーニングは苦しいので一切しません(笑)。週に2回ほどラスト2~3kmをレースペースで走ることでスピード感を確認しながら、少し呼吸が上がる程度の練習をしています。そして「今日も気持ちよく走れたな、明日もまた走ろう!」という気持ちでトレーニングを終わらせるようにしています。
また、「マイコース」がいくつかあると飽きがこないので、いくつか「マイコース」を持つことをお勧めします。昨日はあのコースだったから、今日はこっちのコースみたいにすると季節の変わり目などでもいろいろな変化を楽しみながら走る事ができます。また、休みの日を利用して、新しい「マイコース」を探しながらランニングをするのも面白いですよ。今私は往復17キロほどのアップダウンがある新しいコースがお気に入りでハマっています。「あの登り坂を明日はこんなリズムで走ってみようかな、下り坂はこんな感じかな」などと考えているだけで、早く走りたくてワクワクしてきます。
- ラン友をつくる
私がフルマラソンを始めた当初は、1人でマラソン会場に行き、黙々と着替えを済ませてフルマラソンを走り、帰宅してから1人でお酒を飲む、が当たり前だと思っていました。が、今ではランニングを通して沢山のラン友と練習したり、一緒にレースに出場したり、合宿に行ったり、飲み会をしたりと、とても楽しい時間を過ごすことができています。
これからもずっとランニング人生を楽しみながら続けて行きたいと思っています。