高山一路さん(35歳)
2015年MRC入会
走歴:6年
フルマラソンベスト:2時間50分48秒
カッコイイお父さんでありたい
走り始めたきっかけはダイエットでした。前年に子供が生まれたこともあり、格好良いお父さんであるためにも痩せようと思い、5km程度のジョギングから始めました。
どうせ走るなら体重以外にも何か目標が欲しいと思い、フルマラソンにエントリーし、それなりに練習をして出場しましたが、結果はボロボロ。後半は走って歩いてを繰り返し4時間55分でなんとかゴール。内心4時間は切れるのではないかと思っていたのもあり、ただただ悔しい初マラソンでした。
そこからは練習内容を考え、フォームを意識するなど本格的にマラソンへの取り組みを始めました。
平日の練習は基本的には早朝ラン。夫婦共働きで子供も2人いるので夜は走る時間を作るのが難しいためです。
早朝ランはその日の体調に合わせて60分から90分、5分/km程度のジョグを行い、身体が軽ければ途中2~3kmを4分/kmのマラソンペースで走ります。
そして、休日に15km~20kmのビルドアップ走を入れます。最初の2kmくらいまでは5/km分ペースで走り、その後はタイムを意識せず身体が温まってきたのに合わせペースを上げていきます。ラスト3kmはタイムを意識し3分40秒/kmで走りきるようにしています。
ビルドアップ走ではきついと感じれば無理にペースは上げないこと。最後に3分40秒/kmまで上げても、あくまでマラソンのフォームを意識し力まないこと。この2点に注意しています。
このような練習で平均すると月間400kmほど走ります。
レース前でも練習は大きく変わりませんが、距離を少し減らし、15kmのマラソンペース走を入れるようにします。ペース走では余裕を持って終えるようにし、現在の走力を確認します。
家庭があるので練習会や合宿に参加することはなかなか難しく、基本的には一人で練習しています。
しかし、ランニングは都合の良い時間に一人でも続けられるのが良い点です。
また、一人で練習しているとレース中に集団走となると非常に楽に感じますし、単独になってもペースを維持できます。
「走らなければならない」は続かない
私自身、現在ベストタイムの更新を目標に走っていますが、市民ランナーである以上、様々な環境の変化により思うように走れなくなることがあります。
そんな時に一番気を付けていることは「走らなければならない」と走ることを義務と考えないことです。
義務と考え出すと走ることがだんだんと嫌になってくるので、その時の生活スタイルに上手にランニングを取り入れるように心がけています。
最近は7歳の息子がマラソン大会にエントリーし、一緒に練習をしています。
息子のベストタイムを更新して喜ぶ姿や、思うように走れずに悔しがる姿を見て自分自身もまだまだ頑張っていこうと思っています。