富士山マラソンでポイントになるのは、まずは寒さ対策。年によっては0℃近くまで冷え込むこともあります。ウエアリングには細心の注意を払いましょう。富士山、紅葉、河口湖と、コースから見える景色の素晴らしさには定評がある大会でもあります。
- ペースアドバイザー時間:4時間、5時間、5時間30分
ポイント
- 富士山マラソン会場の河口湖周辺は標高が高いので気温も低めです。最低気温:-3℃、最高気温:10℃です。4時間以上かかるランナーは半袖・長袖Tシャツを準備し、通常より1枚重ね着するつもりでウエアを選んでください。
- スタートは午前9時です。混雑するので、30分前にはスタート地点に向かいましょう。
- ペースアドバイザーはグロスタイムで設定時間をクリアするようにレースを進めます。ただし例年4時間で約2分、5時間で約4分、5時間30分で約6分程度、スタート地点を通過するのに時間がかかります。
- スタートから4㎞までは登り坂です。ペースは気にせず、こんなに遅くてもいいのかな、という程度のスピードで走り出しましょう。
- 5㎞以降は平らな湖岸を走ります。出来るだけ集団でレースを進めましょう。目標タイムのペースアドバイザーが近くにいたら前に出ずに付いていきましょう。
- 22㎞から西湖へ向かう1㎞続く登り坂は最大の難所です。自分のリズムで走りましょう。
- 西湖を1周してからのトンネルで34kmなります。下り坂は肩の力を抜きリラックスしてレース後半は完走するんだという強い気持ちでゴールを目指してください。
- 湖岸に出たらへ平坦なコースとなります。40㎞地点を過ぎたら細い道路へ入りますので、周囲のランナーや足元に注意しながらゴールを目指してください。飛び切りの笑顔でゴールしましょう。美味しい豚汁が待っています。
文/MRC監督・福澤潔